有効なメンバーシップをお持ちのOuraユーザーは昼寝検出機能をお使いいただけます。
昼寝検出機能とは
昼寝検出により、日中および夜間を通して累積したすべての睡眠が考慮されます。定期的に昼寝をする方、またはシフト勤務、多相性睡眠パターン、赤ちゃんの子育て中など、 日中に長く睡眠を取ることがある方には、昼寝検出で睡眠とコンディションスコアに反映できるため、睡眠トラッキングの正確さが向上します。
Ouraは毎日午後6時から午後6時までの24時間枠の睡眠をトラッキングします。 「睡眠」または「コンディションスコア」を夜、遅すぎる時間帯に送らないよう、Ouraは睡眠をこのようにトラッキングします。
この時間枠内に昼寝をした場合は、検出された昼寝を確定した後、睡眠とコンディションスコアが即時アップデートされます。
昼寝が午後6時以降に記録された場合、睡眠とコンディションスコアは翌朝までアップデートされません。ただし、昼寝の睡眠分析データ(睡眠ステージ、安静時心拍数、心拍変動など)は表示されます。 スコアがアップデートされた後は、睡眠とコンディション画面ならびに傾向グラフにも反映されます
昼寝検出の仕組み
Ouraが睡眠を昼寝として検出するには、15分~3時間の睡眠時間で、その間に睡眠ステージが少なくとも1ステージ(浅い、深い、レム睡眠など)の状態になる必要があります。 ベッドにいた時間が15分以上になることはありますが、心拍数、動き、体表温の変化は身体が入眠したことを示すものではありません。 余剰の動きや、心拍数の上昇も昼寝の検知を遅らせる場合があります。 この場合、昼寝と考えられる時間を休息とし、24時間心拍数のグラフに修復時間(緑)として表示されることがあります。
Ouraが3時間以上の睡眠を検出すると、すべて最長の睡眠時間とみなし、自動的に追加します。
ご注意:主な睡眠サイクルの終了後4時間以内に昼寝をした場合、多くの場合に、Ouraアプリはこれを検知しません。 主な睡眠サイクルに追加の睡眠が含まれる可能性を高める場合には、2回目の起床後(昼寝が1回目の起床から4時間以内の場合)にのみOuraリングを同期する、またはリングを充電器に置くことを推奨します。
少なくとも15分昼寝を取った後に、Ouraアプリの画面上部に睡眠確定カードが表示されます。 このカードには昼寝を取った時間および昼寝時間が記載されています。
昼寝を確定すると、その昼寝により睡眠およびコンディションスコアをどれだけ上昇させたかを示す新たなカードが表示されます。
詳細を表示を選択すると、ヒプノグラム(視覚トレースズ)、各ステージでの経過時間、身体の動き、安静時心拍数、心拍変動グラフを含む睡眠分析の全容が表示されます。
確定された昼寝は、アプリのホーム画面、睡眠、コンディションの画面に表示されます。
留意事項
- 昼寝による影響を受けない睡眠およびコンディションのコントリビューターは、睡眠スコアに含まれる入眠潜時、(コンディションスコアに含まれる回復指数、アクティビティ、アクティビティバランスのみです
- 昼寝の質とタイミングによって、睡眠スコアがプラスまたはマイナスに影響する可能性があります
- 昼寝中に体表温が著しく上昇した場合にも、新たな病気の兆候になるため、コンディションスコアが低下することがあります
- 検出された昼寝を確定しない場合、自動的に休息時間や修復時間に分類され、スコアやコントリビューターには一切影響しないため、昼寝を確定せずに放置しても、Ouraのデータには何の影響もありません
- 現在のところ、Oura on the Webで昼寝検出を利用することはできません
- 現時点では、昼寝に次の操作を行うことができません。 (1) 手動で変更、(2) 未確認のまま次の睡眠日に追加、(3) 一度確定したものを削除