入眠潜時と合計睡眠時間は、夜ごとに変化する生理的信号の解釈により推定されます。Oura Ringは、動き、心拍数、平均体表温を見て、睡眠がいつ始まるかを判断します。横になってじっとしていてもまだ目覚めている場合、これらの信号は睡眠に似ているため早めに検知されることがあります。一方、過剰な動きや心拍数の上昇(特に早朝)があると、たとえ眠っていても、Oura Ringはそれを覚醒と解釈することがあります。
このため、入眠潜時、就寝時刻、合計睡眠時間などが実際とは異なって表れることがあります。
就寝時刻や起床時刻が正確でない場合は、手動で調整することができます。
なお、この記事では、理想的な就寝時刻のガイダンスについては触れません。 就寝時刻のガイダンス(理想の就寝時刻)は、過去の睡眠データによって割り出されるため編集することはできません。
就寝時刻および起床時刻の編集
就寝時刻や起床時刻の編集は、以下の手順で行ってください。
- 睡眠の詳細ビューに移動し、
アイコンをタップします。
- スライダーをドラッグして、就寝時刻や起床時刻を変更します。 完了後、完了をタップします
留意事項
- 睡眠時間を変更して短くすることはできますが、長くすることはできません。一般的に、睡眠効率に関しては、体は頭脳よりも正確なため、変更できないようになっています。
- 睡眠のタイミングを調整すると、その日の睡眠とコンディションのインサイトに影響します。
- 就寝時刻を変更したり、覚醒時間を短くすると、覚醒している間の体表温は高めの傾向があるため、記録された平均体表温に影響を与える可能性があります。
- 3日以上前の睡眠データは編集できません。
- Ouraは、睡眠時間が3時間以上の場合のみ、詳細な睡眠段階の推移を表示します。そのため、手動で編集される睡眠時間は少なくとも3時間の長さが必要です。これは、Ouraが正確で意味のあるインサイトを提供するために、完全な睡眠サイクル(傾向として各サイクルは約1.5時間)を少なくとも2サイクル必要とするためです。