アクティビティスコアは6つのコントリビューターで構成されており、1日のアクティビティレベルを包括的に表示します。
ステイアクティブ
毎時間の活動
日々の目標達成度
トレーニング頻度
トレーニング量
回復時間
アクティビティスコアとコントリビューターの評価
留意事項
ステイアクティブ
Ouraは、過去24時間の間に座ったり、立ったり、活動していない時間を測定します。非活動時間に休息や睡眠は含まれませんステイアクティブコントリビューターのスコアが高いということは、定期的に体を動かしていることを意味します。1日の不活動時間を5~8時間以下に抑えられると、アクティビティスコアにプラスの影響を与えます。不活動時間が1日に12時間を超えたら、行動を起こすことをお勧めします。
毎時間の活動
このコントリビューターは、過去24時間の間に、長時間の座りっぱなし、立ちっぱなし、その他の受動的な生活をどれだけ避けることができたかを示しています。定期的に2〜3分間アクティブに動き続けることで、血流を増加させ、体が最適なレベルで機能するのをサポートし、1日中活力を維持するのに役立ちます。通知を有効にしている場合、50分以上活動しないと、Ouraが動き出すようにリマインドしてくれます。
日々の目標達成度
日々の目標達成度は、過去7日間で1日のアクティビティ目標に到達した頻度を表示します。アクティビティ目標は、コンディションスコア、年齢、身長、体重、先天的性別に基づいて決定されます。
1日の目標を週に6~7回達成するのが最適です。3日以上目標を下回ると、アクティビティスコアが下がり始めます。
トレーニング頻度
このコントリビューターは、過去7日間にどれくらいの頻度で中強度から高強度のアクティビティを行ったかを示します。週に3~4回エクササイズすると、バランスを保ち、またアクティビティスコアの向上につながります。
定期的な運動は、心血管フィットネスを維持・発展させるための鍵となります。Ouraは、1日に100MET(代謝等価)分以上の中強度から高強度レベルの運動を行うことを推奨しています(100〜150kcal、体重によって異なります)。これは、ジョギング20分またはウォーキング30分に相当します。
METまたは代謝当量は、さまざまな身体アクティビティのエネルギー消費量と強度を表現するために使用される一般的な尺度です。 特定のアクティビティのMET値が4の場合、安静時に燃焼するカロリーの4倍のカロリーを消費していることを意味します。
トレーニング量
トレーニング量は、過去7日間の中強度から高強度のアクティビティ量を測定します。トレーニング頻度と同様に、トレーニング量もフィットネスレベルを維持・向上させるには重要です。
トレーニング量のコントリビューターが100%になるためには、週に2000MET・分(時間単位は分)の中高強度レベルのアクティビティを行う必要があります(体重に応じて2,000~3,000kcal)。アクティビティレベルが週750MET・分(750~1,500kcal)を下回ると、アクティビティスコアは低下し始めます。
回復時間
回復時間は、1週間のうち休息した日数と、最後に休息したタイミングを記録します。
フィットネス向上には、定期的な運動だけでなく、体力を回復するために休息日も必要です。筋肉は休息中に修復され成長します。体の回復を早めるために、週に1〜2回は休息日を設けることを目標にして、その感覚を長くしすぎないようにすることをお勧めします。
回復時間のスコア:
- 最適:直近1週間に休息日を十分とりました
- 良好:直近1週間に休息日をとりましたが、2〜3日以内にも休息日を設けるようにしましょう
- 適切:直近1週間に休息日をとりましたが、今日も休息日にしてみましょう
- 要注意:最近、休息日をとっていません。なるべく早く休息日を設けましょう
休息日のアクティビティの推奨レベルは、年齢や先天的性別によって異なりますが、例としては、以下のようなものがあります。
- 高強度のアクティビティを最大15分間
- 中・高強度のアクティビティを合計で最大85分間
- 平均よりも少なめのアクティビティ(キロメートル/マイル換算)
アクティビティスコアとコントリビューターの評価
コンディション、アクティビティ、睡眠の各スコア、および、それぞれのコントリビューターは0~100で評価されます。
- 85~100:最適
- 70~84:良好
- 60~69:適切
- 0~59:要注意
85以上の場合は、何か新しいことにチャレンジしてみるのもよいでしょう。スコアが70未満の場合は休息を優先し、該当領域の回復を目指しましょう。
留意事項
アクティビティのインサイトに関連するデータは、定期的な運動量や1日の運動量などの一般的な推奨事項と照らし合わせて評価されます。
アクティビティが正しくないと思われる場合は、手動でアクティビティを追加、またはサードパーティアプリからワークアウトをインポートすると、精度の向上につながります。
アクティビティスコアの詳細については、The Pulseブログのこの記事(英語のみ)をご覧ください。