現在販売されている他の健康ウェアラブルと比較して、Oura Ringのバッテリー持続時間は長く、充電時間は短めです。これはメンバーがOura Ringを愛用している数多くの理由のうちの一部です。
Oura Ringはなぜこのようなバッテリーの偉業を達成できるのか、また、Ouraがバッテリー持続時間をどのように計算しているのか、不思議に思われるかもしれません。
Ouraでは、バッテリー持続時間予測を計算するために、未使用で新品のOura Ring 4を使用して、広範囲におよぶテストを実施しました。Oura Ring 4 を1日中着用し、アクティビティ自動検出と併せてアクティビティ時の心拍数機能を1日1時間作動させ、血中酸素ウェルネス測定(SpO2)を無効にし、一晩に8時間の睡眠を記録したと仮定しました。このテストを、メンバーのリングサイズの大半を占める8~10号で行いました。テストで使用したOura Ringはフル充電状態で、0%まで放電させています。このテストの結果、Oura Ring 4のバッテリー持続時間は7~8日でした。
ばらつきを起こす原因
- Oura Ringのサイズ:大きめのOura Ringには大きめのバッテリー、小さめのOura Ringにはやや小さめのバッテリーが使われています。
- 血中酸素ウェルネス測定:メンバーの多くは、何晩かデータを溜め、睡眠時の呼吸の評価が「最適」または「良好」、または酸素飽和度が95%以上であることを確認すると、血中酸素ウェルネス測定をオフにしています。血中酸素ウェルネス測定をオンのままにしておくと、睡眠時間にもよりますが、バッテリー持続時間が最大で2日短くなることがあります。
- アクティビティ自動検出とアクティビティ時の心拍数:この機能を毎日1時間未満しか使用しないメンバーの場合、バッテリー持続時間が最大で1日長くなる可能性があります。使用頻度が高いメンバー(1日2~3時間など)は、最大で2日短くなる可能性があります。
最終的には、実際のバッテリー持続時間は上記の要因や、Oura Ringの使用年数、現在までの総使用量、その他の機能などの要因によって異なります。
バッテリー残量にもよりますが、Oura Ring 4の充電にかかる時間はわずか20~80分です。そのため、頻繁に(毎日シャワーを浴びるときなど)短時間の充電を行うことができます。この方法は、バッテリーへのダメージを抑えるだけではありません。Ouraのリチウムポリマーバッテリーは、25~80%の充電状態で最高の性能を発揮します。
最適なバッテリー持続時間確保するためのヒントはこちらをご覧ください。
Ouraが実施したテストは、Oura Ring 4の発売前に管理された環境で行われました。Oura Ring 4が発売された現在は、Ouraは実際のバッテリー持続時間を積極的にモニタリングしています。Oura Ring 4の初期の使用に基づくと、管理された環境でのこれらの推定値は依然として正確です。