傾向を使用する

Ouraアプリの傾向セクションを使用して、睡眠、コンディション、アクティビティ、ストレスの指標の変化をトラッキングしましょう。傾向は、Ouraアプリのホームタブの左上にあるメニューからアクセスできます。

傾向とは
Ouraアプリの傾向
傾向の表示方法
注目の傾向
睡眠規則性の傾向
体表温グラフ
Oura on the Webの傾向
傾向でタグを使用する
その他の情報

傾向とは

Ouraアプリの[傾向]セクションには、スコアとコントリビューターに関する情報が、分りやすいチャートやグラフに表示されます。長期的なOuraリングのデータを見て、ご自身の目標に向かっているかどうかを確認し、どの要因が全般的な健康に影響を与えている可能性があるかをトラッキングすることができます。

傾向の各グラフ（体表温を除く）に、日間、週間、月間、年間のビューが示されます。（年間ビューは現在iOSでのみ利用可能です。）

傾向グラフを確認するとき、通常、画面左上に大きな文字の値が1つ、グラフの左側には小さな文字の値が1つ表示されます。

画面左上に表示される値は、その指標の直近のデータです。上のスクリーンショットは、その日のメンバーの心拍変動が39msであることを示しています。

グラフの左側の値は、表示されている指標の特定の期間における平均測定値です。上のスクリーンショットは、過去90日間のメンバーの平均心拍変動が43msであることを示しています。

休息モードの時は、回復が主な目標になり、回復に関連するコントリビューターの傾向が表示されます。

[傾向]セクションには、Ouraアプリのオンボーディング中に選択したフォーカスエリアに応じてOuraのサイエンスチームが作成した「注目の傾向」があります。

トラッキング中の指標に大きな変化がある場合には、[ホーム]カードとして注目のトレンドが表示される場合もあります。

フォーカスエリアはいつでも変更でき、対応する傾向は即時更新されます。

睡眠規則性は、就寝時刻と起床時刻がどのくらい一貫しているかを測定するコンディションスコアのコントリビューターです。 Ouraアプリの[傾向]セクションで、日、週、月、年ごとに睡眠規則性パターンのデータを視覚化することができます。

睡眠規則性の傾向グラフの下には睡眠のタイミングのグラフがあり、ベッドにいた時間、実際の睡眠時間、夜間に中断された覚醒時間が表示されます。

睡眠のタイミンググラフには、睡眠の一貫性が棒グラフで反映されます。グラフの上部が就寝時間、下部が起床時間です。ベッドにいた時間は、かすかな濃いブルーのバーで表示されます。実際の睡眠時間は、はっきりとした明るいブルーのバーで表示されます。夜間に睡眠が中断されると、バーに隙間が現れます。

左右にスクロールすると、さらにデータが表示されます。グラフのY軸は、睡眠時間の中央値に2時間を足した値に固定されています。就寝時間が非常に早い、起床時間が非常に遅いなど、グラフ時間外のデータはグラフの上または下になるため表示されません。

週、月、年単位で睡眠規則性の傾向を表示し、その期間の睡眠のタイミングの平均を表示します。

Ouraは皮膚温度の変化を表示し、個人のベースラインからの変動（+/-）を表示します。測定値が0.0に近いほど、現在の体表温はご自身の長期平均に近くなります。

体表温の日間ビューは、コンディションタブに表示される値と同じで、前夜を通して記録された体表温の平均です。

傾向ビューの各日付は、3日間のウィンドウで、ベースラインからの体表温の変化を加重平均で表示します。日付が現在の日付に近いほど、測定値に与える重みが大きいことを示します。

体表温の測定値に関する詳細については、体表温の概要の記事をお読みください。

傾向はOura on the Webでも利用できます。 Ouraアカウントを使ってOura on the Webにサインインし、画面左側の[Trends（傾向）]をクリックします。

Oura on the Webは、同じグラフ上に2つの異なる指標を重ねて表示できるため、データの違いや変化を比較、トラッキングするのに便利なツールです。

Oura on the Webには、選択した2つのデータポイントの相関値 (r) が表示されます。傾向に関するより詳細なデータについては、相関のポップアップをクリックしてください。また、併せてOura on the Webに関する詳細についての記事もご参照ください。

Ouraアプリ内の傾向の画面から、タグを直接追加・表示することができます。これにより、日々の行動や行為と、睡眠、コンディション、アクティビティの傾向との相関を示すことができます。詳しい情報については、タグの使用方法に関する記事をお読みください。