Ouraアプリは24時間心拍数をモニターする機能を提供します。日中の心拍数グラフは第2世代以前のモデルでは利用できません。
心拍数グラフとは
24時間心拍数の傾向線
リアルタイム心拍数
修復時間
ストレス
日中の心拍数測定
アクティビティ時の心拍数
心拍数グラフの使用方法
留意事項
その他の情報
心拍数グラフとは
Ouraアプリのホーム画面にある心拍数グラフに、睡眠時、日中、ストレス時、アクティビティ時の心拍数、修復時間が色分けされ、すべて同じグラフに表示されます。
心拍数グラフには、次のコンポーネントが含まれます。
24時間心拍数の傾向線
24時間グラフは、睡眠中の安静時心拍数を青色、修復時間を緑色、日中のストレスをピンク色、アクティビティ時の心拍数をオレンジ色で表示します。白色の傾向線は、24時間の心拍数測定値の平均を示します。
夜間の心拍数グラフは、Ouraアプリの睡眠画面とコンディション画面でも確認できます。
リアルタイム心拍数
心拍数グラフの下に、1分間あたりの心拍数(BPM)と測定された時間(どのくらい前に測定されたかを示します)が、最新の心拍数測定値として表示されます。数字の横にあるハートをタップすると、現在の心拍数を測定します。 詳しくは、リアルタイム心拍数の記事をご覧ください。
修復時間
修復時間は、1日の中で体がゆっくりと回復に向かう時間を示します。この時間をトラッキングすることは、ユーザーのコンディションを把握する上で有効です。 この機能を最大限に活用するための詳細については、修復時間に関する記事をご覧ください。
ストレス
体が高いレベルの生理的ストレスを感じた瞬間は、心拍数グラフにピンク色で表示されます。詳しくは日中のストレスの記事をご覧ください。
日中の心拍数測定
Ouraは、Oura Ringに搭載された緑色のLEDを使って、5分ごとに日中の心拍数を測定します。バッテリーをセーブすると同時に精度を上げるため、体の動きが少なく、平均体表温の変動が激しくない時など、計測に最適なコンディションの時のみ心拍数を測定します。
上記の条件を優先するため、最大30分間、心拍数が自動的に更新されない場合がありますが、リアルタイム心拍数機能を使って、いつでも心拍数を測定することができます。 また、「体の動きが少ない」とは、通常、ワークアウトによる過度な動きの範囲まで、日常での活動が含まれることに注意してください。
アクティビティ時の心拍数
アクティビティ時の心拍数機能は、運動を記録するために使用します。身体のアクティビティから取得される心拍数の測定値は、グラフ上でオレンジ色に表示されます。
心拍数グラフの使用方法
Oura Ringを初めて丸一日使用した後は、24時間の心拍数グラフは、Ouraアプリのホーム画面に単独のカードとして表示されます(ホーム画面にすべてを表示するには、[さらに表示]をタップする必要がある場合があります)。グラフには、当日(午前0時から午前0時まで)の1分間あたりの心拍数(BPM)が表示されます。最新の心拍数の値(BPMとしての値)は、グラフの下、リアルタイム心拍数ボタンの横に表示されます。
グラフのX軸は30分間隔で区切られ、5分間の心拍数範囲が、各色のドットで表されます。長い縦棒は、30分間に計測値が重なっている連続した状態を示します。
グラフを横切る白い実線で表された傾向線は、すべての心拍数測定の平均を表します。白い点線は、信頼できるデータが入手できなかった時間帯を示しています。詳しくは、心拍数グラフのデータの欠損に関するトラブルシューティングの記事をご覧ください。
心拍数グラフの任意の場所をタップすると、詳細が表示されます。グラフ上で長押し、または指をドラッグすると、細い青色の縦線が現れ、この縦線が置かれた時間帯の正確な心拍数範囲が表示されます。グラフを右にスワイプすると、前日の心拍数データが表示されます。
5つのコア指標(修復時間、ストレス、睡眠、アクティビティ、日中)のいずれかをタップすると、詳細なデータが表示されます。各指標の下にある[もっと詳しく知る]を選択すると、心拍数カーブの解釈方法など、さらに詳しい情報が表示されます。
留意事項
- 日中の心拍数とリアルタイム心拍数は、ワークアウトの記録用ではありません。運動時の心拍数を正確に測定するには、アクティビティ時の心拍数機能をお使いください。
- 過度の動きや平均体表温の異常な低下により、心拍数グラフにデータの欠損が見られる場合があります。
- 確定された昼寝は、24時間グラフに睡眠(青色)として表示されます。
その他の情報
Sleeping Heart Rate: Look for These 4 Patterns(睡眠時心拍数:4つのパターン、英語のみ)