Ouraのリアルタイム心拍数機能を使用すると、リアルタイムの心拍数をチェックできます。
リアルタイム心拍数は、Ouraリング第3世代のみ利用可能な機能で、iOSとAndroidに対応しています。
リアルタイム心拍数とは
リアルタイム心拍数の仕組み
リアルタイム心拍数の使用方法
留意事項
リアルタイム心拍数とは
リアルタイム心拍数機能で1日中いつでも自分の体のコンディションをチェックできます。 タップするだけで、すぐに心拍数データに関するフィードバックを受け取ることができます。 リアルタイム心拍数は、24時間の心拍数グラフからアクセスできます。
仕組み
Oura第3世代リングは光電式容積脈波記録法(PPG)により、50Hzの周波数で測定できる緑色のLEDを内蔵しているため、リアルタイムで心拍数を測定します。
このPPG技術は皮膚表面に光を照射しデータを収集します。 光が血管に達するとその光線の一部が光検知器に反射します。 この反射光の強さを波形としてとらえ、血流を検知する仕組みです。
使用する光線の色により独自の波形を通して、異なるバイオメトリクスを測定できます。 例えば、血管が拡張している時には、収縮時より多くの緑色の光線を吸収します。 例えば、血管が拡張している時には、収縮時より多くの緑色の光線を吸収します。
心拍数を正確に測定するには、リアルタイムHR機能使用時には測定時の10秒間、できるだけ動かないようにしてください。 Ouraが多くの動きを検出した場合、リアルタイムHRは機能しません。 下記の「留意事項」に、リアルタイムHRの測定を阻害する他の要因を記載しています。
リアルタイム心拍数機能の使用方法
1. ホームタブに移動し、[アクティビティ目標の進捗状況] の下に表示されている24時間心拍数グラフを確認します。 グラフには、直近の日中の心拍数と測定時間が表示されており、最新の状態を示します。
2. 大きなハートのアイコンをタップすると、測定にふさわしい環境が整っている場合は(バランスが取れた皮膚温度、動きが少ない、良好なBluetooth接続)、読み込み状態のアニメーションが表示されます。 丸10秒間、または測定が完了するまで動かないでください。
3. 10秒間の測定が完了すると、心拍数グラフが更新され、現在の心拍数がBPM(拍/分)で表示されます。
留意事項
- リアルタイム心拍数の測定を妨げる要因はいくつかあります。
- 微弱なシグナル:デバイスのBluetooth設定を確認し、お使いのリングとアプリがきちんと接続されていることをチェックしてください。
- 通常より低い皮膚温度。
- 激しすぎる動き:測定中は10秒間動かないでください。
- リングを正しく着用していない:リングの3つのセンサー突起部分が、常に指の内側(手のひら側)の皮膚と接触していることを確認してください。
- リアルタイム心拍数は、 ワークアウト心拍数機能とは異なります。また継続して心拍数をモニタリングする機能でもありません。
- リアルタイム心拍数を測定する緑のLEDは、できるだけ正確に心拍数測定ができるよう設計されています。 したがって安定したシグナルが必要となります。 リアルタイム心拍数機能を使うと、より多くのバッテリーを消費します。毎日少しずつ充電し、バッテリーの最適な充電量を40~60%に維持することをお勧めします。 充電方法のベストプラクティスについてはこちらをご覧ください。