症状レーダー機能は、体に何らかの緊張状態の兆候をいち早く察知し、休息と回復に向けて意識的に行動を取れるよう注意を促します。
症状レーダーは、以下の環境で利用可能です。
- 第3世代およびOura Ring 4 (いずれも有効なメンバーシップが必要)
- iOS端末
- Android端末
注意:この機能は第2世代以前のモデルでは利用できません。
症状レーダーとは
症状レーダーの使用方法
トラブルシューティング
留意事項
その他の情報
症状レーダーとは
症状レーダーは、体に何らかの緊張状態があることを示す可能性をOuraデータの変化から探します。Ouraアプリは、平均体表温、呼吸数、安静時心拍数、心拍変動、不活動時間など、複数の生体情報をモニタリングします。これらの指標の1つ以上に目立った偏差がある場合、その後の数日間は、休息と回復に集中するようにという証拠かもしれません。
症状レーダーはまた、あなたの年齢、先天的性別、身長、体重などの人口統計学的情報を使用して、あなたに合ったおすすめ情報を提供します。あなたの情報が正しいことを確認するには、[今日]タブの左上にあるメニューをタップし、マイプロフィールを選択してご確認ください。
Oura Ringは医療機器ではなく、病状/病気の診断、治療、治癒、監視、予防を目的としたものではありません。最初に医師または他の医療専門家に相談することなく、薬、栄養補給、ワークアウトに変更を加えないでください。
症状レーダーの使用方法
症状レーダーはデフォルトでオンになっており、アクティブなメンバーシップをお持ちのOuraメンバーに表示されます。他の機能と同様に、この機能は、睡眠データを使用して、体の緊張状態を示す兆候をチェックします。明らかな緊張状態の兆候があれば、翌朝の[今日]画面でハイライトされます。それが表示された場合、症状レーダーカードをタップして詳細を表示できます。
過去14日間の内、少なくとも7晩分の睡眠データが必要です。
また、[今日]タブの左上にあるメニューをタップして[症状レーダー]を選択すると、いつでも症状レーダーににアクセスできます。
Ouraアプリは、緊張状態の兆候を3レベルでの予測で表示します。
- 兆候なし:生体情報に、体の緊張状態の兆候がありません。
- 小さな兆候:生体情報で、体の緊張状態の小さな兆候が表れています。
- 大きな兆候:生体情報で、体の緊張状態の大きな兆候が表れています。
緊張状態の小さな兆候や大きな兆候があると、Ouraアプリは休息と回復に重点を置くことを勧め、最も大きな変化を示している生体情報を表示します。必要であれば、休息モードを有効にし、アクティビティスコア、目標、すべてのアクティビティ・コントリビューターを一時停止することができます。休息モードを有効にしても、症状レーダーは指標のモニタリングを継続します。
症状レーダーは、詳細画面からいつでもオン/オフを切り替えることができます。
トラブルシューティング
「調整中」または「睡眠データの欠落」と表示される場合:
- 十分なデータを収集できるように、夜間もリングを装着してください。症状レーダーが測定値を表示するには、過去14日間のうち少なくとも7晩分(前の晩を含む)の睡眠データが必要です。
「睡眠データが不足しています」と表示される場合:
- これは、Oura Ringが装着されていたにもかかわらず、何らかの原因でデータ収集が中断されたことを意味します。リングがゆるすぎたり、血流が制限される姿勢で寝ている可能性があります(腕がしびれている場合など)。別の指にOura Ringを装着してフィット感を高めたり、寝るときの姿勢を調整したりして、正しくデータを収集できるようにお気をつけください。
ずっと「計算中」と表示される場合:
- プロフィールの詳細が完全かつ正確であることを再度確認してください。詳細を確認するには、メニュー
から[マイプロフィール]にアクセスします。
症状レーダーがオフになっている場合:
-
手動で機能をオンにすることができます。
- [今日]タブの左上にあるメニュー
をタップします。
- [症状レーダー]を選択します。
- [症状レーダー]をオンに切り替えます。
- [今日]タブの左上にあるメニュー
留意事項
- 症状レーダーは、生体データの変化に基づいて、風邪やインフルエンザのような一般的な呼吸器疾患の初期兆候を探します。症状が現れる前に注意を促すように設計されていますが、必ずしも完璧ではありません。元気だと思っていても警告が表示されたり、警告が表示されずに体調不良を感じたりすることもあります。緊張状態や病気に対する体の反応は人それぞれです。不安な場合は、自分の感覚を信じて、必要に応じて休息モードをご利用ください。
- コンディションと症状レーダーは一部に同じデータを使用していますが、目的が異なるため結果は常に一致するわけではありません。そのため、コンディションスコアが低下する前に、症状レーダーが変化を示すこともあります。
- 症状レーダーは、既往症がある場合、最適に機能しないことがあります。
- また、妊娠は生体情報のベースラインに影響を及ぼすため、症状レーダーの正確性が低下する場合があります。