症状レーダー機能は、体に何らかの緊張状態がある兆候をいち早く察知し、休息と回復に向けて意識的に行動を取れるよう注意を促します。
症状レーダーは、以下の環境で利用可能です。
- アクティブなメンバーシップでOura Ring第3世代およびOura Ring 4を使用している(第2世代以前のモデルではご利用いただけません)
- iOSまたはAndroid
- 過去14日以内に7夜分以上の睡眠データがあるメンバー
症状レーダーとは
症状レーダーは、体に何らかの緊張状態があることを示す可能性をOuraデータの変化から探します。Ouraアプリは、平均体表温、呼吸数、安静時心拍数、心拍変動、不活動時間など、複数の生体情報をモニタリングします。これらの指標の1つ以上に目立った偏差がある場合、その後の数日間は、休息と回復に集中するようにという証拠かもしれません。
Oura Ringは医療機器ではなく、病状/病気の診断、治療、治癒、監視、予防を目的としたものではありません。最初に医師または他の医療専門家に相談することなく、薬、栄養補給、ワークアウトに変更を加えないでください。
症状レーダーは、既往症がある場合に最適に機能しないことがあります。また、妊娠は生体情報のベースラインに影響を及ぼすため、症状レーダーの正確性が低下する場合があります。
症状レーダーの使用方法
症状レーダーはデフォルトでオンになっており、アクティブなメンバーシップをお持ちのOuraメンバーに表示されます。他の機能と同様に、この機能は、睡眠データ(過去14日間のうち少なくとも7夜分)を使用して、体の緊張状態を示す兆候をチェックします。明らかな緊張状態の兆候があれば、翌朝の[今日]画面でハイライトされます。それが表示された場合、症状レーダーカードをタップして詳細を表示できます。
また、[今日]画面の左上にあるメニューをタップして[症状レーダー]を選択すると、いつでも症状レーダーににアクセスできます。
Ouraアプリは、緊張状態の兆候を3段階で予測して表示します。
- 兆候なし:生体情報に、体の緊張状態の兆候がありません。
- 小さな兆候:生体情報で、体の緊張状態の小さな兆候が表れています。
- 大きな兆候:生体情報で、体の緊張状態の大きな兆候が表れています。
緊張状態の小さな兆候や大きな兆候があると、Ouraアプリは休息と回復に重点を置くことを勧め、最も大きな変化を示している生体情報を表示します。必要であれば、休息モードを有効にし、アクティビティスコア、目標、すべてのアクティビティ・コントリビューターを一時停止することができます。休息モードを有効にしても、症状レーダーは指標のモニタリングを継続します。
なお、症状レーダーが体の緊張状態を示したとしても、コンディションスコアが即座に下がるとは限りません。
症状レーダーは、詳細画面からいつでもオン/オフを切り替えることができます。