この記事では、Oura API V1統合をアップグレードしてOura API V2と連携させる方法について説明します。 Ouraは、少なくとも2023年初頭までOura API V1をサポートする予定ですが、2022年にアップグレードすることをお勧めします。
データアクセス
既存のアクセストークン
Oura API V1の既存のアクセストークンは、個人情報、日々のアクティビティ、コンディション、睡眠、就寝時間のデータを引き続きOura API V2で使用するために有効です。 Oura API V1の既存のアクセストークンは、日中の心拍数、ワークアウト心拍数、ワークアウト、タグ、セッション、および将来リリースされるその他のデータタイプを含む、Oura API V2を通じて利用可能な新しいデータタイプには、アクセスできません。 Oura API V2により提供される新しいデータタイプにアクセスするには、新しいパーソナルアクセストークンを作成するか、OAuth認証フローを介してユーザーに新しいデータスコープへの同意を求める必要があります。
新しいアクセススコープ
新しいアクセススコープには、心拍数、ワークアウト、タグ、およびセッションが含まれます。 Ouraユーザーの認証プロセス中に、これらのスコープへの同意をユーザーに依頼することができます。詳細については、ドキュメントをご参照ください。
アクセストークン クエリパラメータ
Oura APIのセキュリティを向上させるために、Oura API V2のクエリパラメータとしてアクセストークンを使用するオプションを削除しました。 アクセストークンは、「Authorization」リクエストヘッダーに含める必要があります。 詳細については、Oura API V2ドキュメントの承認セクションをご参照ください。
426エラーコード
Oura API V2を使用すると、426レスポンスコードを受け取る場合があります。 これは、ユーザーのOuraモバイルアプリが、リクエストされたデータ型の共有をサポートするために必要なアプリの最小バージョン要件を満たしていない場合に発生します。 該当するOuraユーザーは、Oura API V2がリクエストされたデータ型にアクセスできるように、Ouraモバイルアプリを更新する必要があります。 時間の経過とともに、426レスポンス数は減少し、バックエンド インフラストラクチャの移行が完了すると、最終的にはゼロになると予想しています。
URLパス
URLパススキーマが次のように変更されました。
V1: GET /v1/<data-type>
V2: GET /v2/usercollection/<data-type>
データモデル
以下の表は、Oura APIのV1とV2のデータモデルの変更の概要を示しています。 表は、次の凡例に従って色分けされています。
緑: V1からV2で変更なし
黄: V1からV2で変更
赤: V1からV2で削除
青: 新データフィールド
個人情報
日々のアクティビティ
日々のアクティビティ
日々のアクティビティ(続き)
日々のコンディション
近日公開
日々の睡眠
近日公開
就寝時間
近日公開