ここでは、Oura Ringを長持ちさせるためのお手入れ方法や、最大限に活用するための基礎知識をご紹介します。
製品のお手入れ
センサーの清掃
Oura Ringの内側にある赤外線LEDセンサー(3つの小さな突起)は、週に1回程度の頻度で清掃することをお勧めします。お手入れの方法は、Tシャツの内側や布で拭くか、少量の食器用洗剤と水でOura Ringを洗い、洗剤を流してください。この清掃により、Oura Ringのセンサーと指の平側の動脈との間の信号を妨害している可能性のある埃や汚れを取り除きます。
極端な温度に長時間さらされないようにする
Oura Ringの使用温度範囲は−10°C~52°Cです。熱いお風呂、サウナ、アイスバス、クライオセラピータンクなどでも、Oura Ringを安全に着用することができます。ただし、極端な温度(−20°C未満、または60°C超)に長時間さらされると、バッテリーが損傷する可能性があります。
キズ防止のコツ
Oura Ringに傷がつく恐れがあります。また逆に、Oura Ringより柔らかい金属製のアクセサリー、金・銀・アルミニウム製の携帯電話カバーなどにOura Ringが接触すると傷をつけることがあります。セラミックコートの携帯電話カバーも傷がつく恐れがあります。
磨耗によるキズやその他の損傷は、Ouraの保証ポリシーの対象外です。キズを防いでOura Ringを長持ちさせるために、次のことにご留意ください。
- Oura Ringを利き手ではない方の手に装着することで、日常的に扱う様々な物体や表面との接触を減らすことができます。
- 他の指輪をOura Ringの隣に着けないでください。他の指輪がOura Ringに擦れてキズがつく場合があります
- 摩擦が発生する場面(重量挙げなど)や、金属、陶器、石などの素材を扱う場面(鍋やフライパンを扱う)では、Oura Ringを外すことを検討してください。
ローズゴールドは、時間の経過とともに古つやが出て、風格をお楽しみいただけるようにデザインされています。 Oura Ringの使用状況やお手入れ方法によって、表面のつやは異なってきます。
バッテリーと充電
最適なバッテリーの使用範囲
毎日、Oura Ringのバッテリー残量を30〜80%に保つようにしてください。この新しい習慣を始めるには、充電器を手元に置いて、毎日少しずつOura Ringを充電する習慣をつけることをお勧めします。洗い物をするとき、パソコンを打つとき、シャワーを浴びるとき、料理をするときなど、快適さや傷防止のためにOura Ringの着用を一時的に中断するときに充電することをお勧めします。
なお、二次電池は消耗品のため寿命が限られており、時間の経過とともに容量や性能が徐々に低下していきます。バッテリーの範囲を常に維持することで、バッテリーの経年劣化率を最小限に抑えることができます。
充電不足と過充電を避ける
Oura Ringのバッテリーが0%にならないようにしてください。そのためには、バッテリー残量の通知を有効にすることをお勧めします。この通知を有効にする方法については、この記事をご覧ください。
Oura Ringをしばらく(2週間超)着けない場合は、保管前にOura Ringのバッテリーを50%以上に充電してから、省電力モードに切り替えることをお勧めします。
Oura Ringを充電器に置いたまま、1週間以上放置することは避けてください。
バッテリー節約のコツ
1回の充電で最大限の効果を得るためには、バッテリーを節約できる「機内モード」を有効にすることをお勧めします。機内モードを有効にする方法は、この記事をご覧ください。
適切な電源の使用
充電用のUSB電源ケーブルは、EN 62368-1規格に適合する外部5V DC電源接続用です。
接続性とアップデート
一度に1台の端末とのみOura Ringを接続
1つのOura Ring、1つのアカウント、1つのデバイスで使用およびセットアップされるよう意図されています。複数のユーザーやデータソースから、同じアカウントにデータが送られると、データの欠落、接続の問題、さらにはバッテリー消費の加速につながります。
新しいデバイスに切り替えて、Oura Ringのデータを安全に移行する必要がある場合は、この記事で説明されている手順に従ってください。
OuraアプリソフトウェアとOura Ringのファームウェアを可能な限り更新する
ソフトウェアとファームウェアの新しいバージョンがリリースされると、Ouraアプリのホームタブに通知されます。Oura RingやOuraアプリのパフォーマンスを最適化し、理想的な体験を実現するために、最新バージョンへのアップデートをお勧めします。